2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

いくちゃんともんもみるき

♪てぃんくぱっど てぃんくぱっど ぶぅ むぅ わー しゃららんじっと とららんじっと めけめけ おっこったー ぶーがーる ぶーがーる ももみるき もんもみるき〜 ・・・という歌を、帰宅したら育子と歌ってみようと思って、出先の事務所でぼそぼそと創作。 一人…

いくちゃんと隠れたスイスイ

どっち? 「ひだりて。」 ぶぶぶー。みぎて。 「え〜っ!?なんでなんでなんでーよーっ!」 ピノ(ファミリーサイズ、小袋入り)をどちらかの手に隠して、あたったらお口にイン。ゲーム。 アイスが隠された私の手の隙間を、 んぎぎと目を小さくして見つめた…

いくちゃんと羽のつぶつぶ

育子は絵を描いているとき、たまにむつかしい顔をしていることがある。あまりにもスケッチブックとの距離が近い。そんなに近いと、目が悪くなるよっ!とたしなめてみると、こっちをきっと睨んでから 「もーね。いっしょうけんめいじゃなきゃ、ダメなのよー?…

いくちゃんと全力のきもち

新潟から、一路東京へ。案の定というか、星の定めというか、育子、やはり帰りたがらない。愛するものが増えるということは、ひどく人間を悩ませることなのかもしれない。そのことに、私はだいぶん鈍くなった。 「センセのぉ、とぉこお。」 別れたくない気持…

いくちゃんとインコのヘッチェ

「ボス!ボ〜ス〜〜!!」とか、 「ヘルちゃん!へーるちゃんはどこに居るん!?」とか、 動物だらけの先生の家では、連日迷子の捜索願いが飛び交う。 ボスはブテッとした三毛の猫。ヘルはインコです。 みんな名前がいかつい・・ しかしインコまで放し飼いに…

いくちゃんと短いおはなし その3

まもの、って人々は彼のことを呼んだんだ。 まものはその名前があんまり良くないことは分かってたし、 せいくんやいくちゃんみたいに、お母さんお父さんがとくべつ!だからってつけてくれた名前ではないことも知っていたよ。 それでもまものは嬉しかった。だ…

いくちゃんとけいこちゃんへの推薦文(reprise)

けいこちゃんのこと考えてって、パパの指令です。どーしてかってゆうとね、けいこちゃん、今度「めんせつ」っていうの。するんだってさー。 はじめてちゃんの人と会ってね、こんにちは言って、けいこちゃんはいいこよって思ってくれたらオッケーなの。 でも…

いくちゃんと好きや好きやのたぬたんたん

にいがたはね、東京よりも上っぽのほうにあるよ。長崎よりは、ずーっとうえ! きのことかね、ホーの葉っぱとか、はじめてちゃんもたーくさんあるよ。 ぬるぬるきのこの近くにはね、たぬたんのウンチがあるんだって!目ーめよくないと、気づかないね。 ぬるぬ…

いくちゃんと巣鴨の女王

「センセー!このデカデカちゃんの葉っぱはー?」 「これは、ホオの葉っぱや」 「ほ、おー?ほ?」 先生が育子に、大きな葉っぱをモギって渡す。 「そうや。昔はこれに、おにぎり包んでチューハン(先生は昼ご飯のことを、チューハンという)にしよったんや…

いくちゃんと旅先のチグリス

新潟に住んでいる、考古学者のN教授の家に行く。育子と二人、おひたしうりの小旅行モードです。 先生は「歴史学は嘘っぱちやで」と私に教えてくれた人。それは同時に歴史というものがイマジネーションによって作られる、想像力の学問であること(そしてそれ…

いくちゃんとegg or rooster

誰かが寝坊したとき。 我が家の伝統的な起こし方がある。 私が子どもの頃は、父親が私に対して行っていた。 それは「にわとりとたまご」という目覚まし技。 寝ている人間をたまごに見立てて、布団の上にのっかって、鳴き出す。 こけーこっこっこっこ、こけー…

いくちゃんとフレディハズカムアットマイホーム

最近の我が家の爆笑ごと。 それは、育子があのクイーンの名曲、「I Was Born To Love You」のライブプロモに合わせて、フレディのように踊ること。 フレディと画面の隣でダブっている娘が、妙につぼ。 あまりに面白いから、白いフレディコスチュームを作って…

いくちゃんと黄色いおやぶん

育子を連れて、近所の大学を散歩。 大学には大きな並木道があって、背の高いイチョウが葉っぱをたえず散らしていて、秋のこの並木道は、ほんとうにきれいだ。 娘がいると、助けられることがたくさんある。 それは私が、子どものようにはしゃいでても、あやし…

いくちゃんと人間のせかい

ときどき、これは娘から遠ざけたいなー、とおもうような場面とか、状況とかがある。 主に社会的なこと。人間の世界だけの辻褄だったり、ちょっと「にごり」の感じられること。 昨日、わざわざ自宅まで来て仕事を持ちかけてきた人は、最後にこういった。 「大…

いくちゃんと三匹のあいさつ

おはよう。こんばんわ? こんにちわ!がいちばん多いです、いくちゃんです。 お昼に会わないひとって、いつもなにしてるのー? おしごといそがしいの?でも、いくちゃんも、お歌さま作ったり、公園でワニワニごっこしたり、とーってもいそがしいの。 だけど…

いくちゃんとかんぺてきなレシート

いくこの作曲には、実はカンペもある。 いちばん身近なカンペ、それは・・ 「レシート」です。 レシートに並ぶ文字(カタカナ表記が、のぞましい)をなぞりながら、コーラスを音符に乗せていく。 ♪けんこー♪ 黒豆茶さんはにーきゅっぱ♪ いつもは98えんの …

いくちゃんとお手つきのピノ

家から川が見える。川のそばには、大きな並木道がある。 秋の葉っぱを眺めていると、記憶の検索がはじまる。 けれどもその速度は思ったよりもゆっくりで、 あんなこともあったっけ、あれはどこの何だったか・・と毎ペースだ。 連続して見えるものが実は不連…

いくちゃんとかくれんぼのマエストロ

今日は友だちのいちご農家さん、しまんと親分のところで定植作業。 定植とは、いちごの苗を植える仕事のこと。 たくさんの人手がいるので、近所からわーらわらと、お手伝いに老若男女、犬猫まで集まった。 「ねーねーいちごはー?がじがじされちゃったんです…

いくちゃんと新調された白い花

今日は重陽の節句。菊の節句ですね。 「チョーヨー!」 育子は口をぴーちくぱーちくさせながら、チョコレート味のシリアルを食べている。 白い花は好きだ。菊の花言葉は「誠実」とか「真実」とかあるけれど、そういうのなくても、好きだと思う。 今日たまた…

いくちゃんとカバーカバー

トイピアニスト育子は、カバー曲もやりますよ。 たとえば、代表カバー曲はこれ。 「はっかったっのっ しお!!!」 名曲〜。 バカ姉弟より?カバー。 「アマリリス」「ムーンリバー」も弾けます。 おっ!すごいじゃん! と言いたいところですが、これは立川…

いくちゃんと8年生の柿

「ももくりさんねん、、かきはちねんっていうのはおかしいです」 育子、父親議事堂にて質疑中。 なにかねきみは。ももくりも、かきも、毎年見ることができるのに、年齢が違うのはどういうことだ、とかいうのかね。 「だってねー。 ・・・8年生っておかしい…

いくちゃんとバレリーナの洗濯

夜、靴下を足の指でつまんで、バレリーナのようにバランスをとりながら洗濯機に靴下を入れたら、育子に 「もう。行儀ん悪かとは兄弟でよーーーー似とったい!」 と、言われる。これは、私の姉の常套句。

いくちゃんとたかのだいちゃん

♪どーはどーなつーのど〜 てありますよね。 あれの「たかのだい」バージョン、育子、歌います。 西武国分寺線は黄色い列車。とってもかわいいです。 ♪たーはたくさんお出かけちゃん かーは買いものだいすきちゃん のーは乗りものだいすきちゃん だーはだれで…

いくちゃんとあおむしのガジガジ

いちごの葉っぱには、「ヨトウ」というイモ虫が住んでいる。 はっぱをガジガジやられるので、いちご農家さん的にはハタハタ迷惑です。 でも、「はらぺこあおむし」は育子もぼくも大好きな絵本。 「いちごちゃんのあおむしは、はらぺこで悪い子ちゃんなの? …

いくちゃんとマジックスパイス

うちには沢山のスパイスがある。 あまり味にどう作用するのか、は分かっていないが、小さな瓶が並んでいる風景が昔から好きなのかもしれない。 理科はとりわけ得意であるわけではなかったが、実験用具とか好きだった。 みねぱぱと昔、グリーンカレーを作った…

いくちゃんと殿ママのルージュ

まだまだ暑い秋。 暑い、と秋って、こんなにも合わないものなのか。日本語ってよくできてる。 というか見慣れてないだけなのか。 このぶんだと、紅葉も遅れそうである。赤や黄色、待ち遠しい。 赤、といえば島津田四郎という人の、タイトルのない歌で好きな…

いくちゃんときゅっきゅきゅきゅ〜

さて九月ですね。 そういえば、うちの近くに「99ショップ」というチェーン店のコンビニがあるのだけど、 ここの歌がやたら気になる。 ♪しょーっぷきゅーっきゅ きゅっきゅきゅきゅーっ が繰り返されるのが、わずらわしいけど何かしら心惹かれてしまう。 焼…